意外に私にとって生涯初のギブソン。VegasはGibson初のフラットトップ・セミアコとなるこのモデル、かつてのトリーニ・ロペス・モデルを彷彿とさせるシングルヘッドとダイアモンド・サウンドホールが採用され、新しくもどこか懐かしさを感じさせる、ギブソンならではのデザインに仕上げられております。ボディはメイプルトップ&マホガニーバックで構成され、ネックはエボニー指板のマホガニー1ピース。指板上のポジションマークはスプリット・ダイアモンドのスタイルとなり、ピックアップは前後とも定番の「'57 Classic」がマウントされております。 とにかく、サウンド、ボディバランスが最高。チューニングにフェンダースタイル同様な６連ペグがありがたい。かなり薄い箱（ボディ）なんですが、これでもセミアコサウンド同等のハコ鳴りがする所が最大の決めてですね。更にその上位機種となる、「Vegas High Roller」も紹介しておきます。全体的なアウトラインはスタンダード・モデル「Vegas Standard」に準じながら、サウンドホールにはｆホールが、ポジションマークにはブロックタイプがそれぞれ採用され、さらにボディトップには強力な木目のフレイムメイプル材が用いられております。ちなみにピックアップにつきましては、前後とも人気の「Burst Bucker」が搭載されております。結局ゴージャスな作りになると音もリッチな感じがしたので、音の好みでスタンダードに決めた訳です。ピックガードがないので保護シートをつけて綺麗に使用している所が如何にもお気に入りなのか解るかな！？ 脱フェンダーとなってしまうのだろうか？長く音楽してれば年々趣味も変わってくるんだと実感しこれから色々このギターに教わろうと謙虚に考えております。