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1:ピックアップで有名なバルトリーニの"tube-it"。結構、昔の製品だと思いますが、ピックアップのイメージ=繊細な感じとは違って、以外とディストーションのように歪み方は粗い感じですね。単品では基本的に思っていたより余り歪みません。切り替えスイッチが3段階に変えられてブースター的に使う方がいいみたいです。音的にはやはり、ベース用に作られたようにも感じますが.....たまに今でもスタジオに持って行きます。
2:マクソン ステレオボックス...LEDが付いていない初期型はかなりのレア物です。(すごくレアらしい..)アンプを2台使って思いっきり音をトレモロのように振り分ける事ができます。これも他には有りそうで無いコンパクトエフェクターですね。そのまま、モノで使ってもいい雰囲気がでます。やった事無いけどこれにコーラスやフェイザーを同時にかけると"ユニバイブ"になるはずです。(笑)
3:左から、MXRの80年代コーラス。外見もチープだけど音もさわやか過ぎて少ししょぼい感じ。真ん中、ROSSのディストーション。かなり高値が付いているROSSのエフェクターですが、個人的にはコンプよりこっちの方が、使えると思うんですけど....言葉では伝えようが無いですけど、MXRよりエレハモ系の不良タイプ。でも、どちらかといえばアンプの補正で使えばいい感じです。初期型はクリーム色でブースターに近くあまり歪まないそうですが、こちらは普通に歪む後期タイプです。右、Seamoonのファンクマシーン。以前は2台所有していました。音的には、あまりにもチープな感じのオートワウなんですけど...当時70年代初期のスティーブクロッパーやファンクの帝王ラリーグラハムなどはバリバリ使用していたことで有名。(笑)強く弾かないとエフェクトがかからないところがみそ。
4:ジミヘンで有名なシンエイの"マルチエフェクト ME-7"です。先日、ライブで使用したところ大ウケでした(笑)。まず、この当時(70年代初頭)はこのようなエフェクター自体あまり普及していなかっただろうし、"ワウ"でなく"ウワ"というかかり方なんで...そのままではとてもコントロールし難いのが特徴です(大笑)。これだけおかしいのかなと思っていたのですが、同じモデルを2台所有することができましたので、配線が間違っていただけの事ではないという事が、判明しました。(更に最近シンエイのOEM製品だった、初期グレコのワウも同様だったということもわかりました。)真剣に間違いに気随ていない所が,エフェクター黎明期の致し方ないところでしょうか?単純にポットの両端を付け替えるだけで改善されるので、みなさんも是非、"ウワ"を体験してみて下さい。このペダルのすごいのは"マルチエフェクトというぐらいで、ほかに"サイレン(ゥウウウウ〜)"、ハリケーン(単なるテレビの深夜受信の時のあのノイズ)"、サーフ(バリエーション違いでとても使えそうも無い高周波ノイズ)の3つがワウと別に発振できる点です。とくに"サイレン"は昔の60年代東映やら大映やらの工場のサイレンの音がして、とても懐かしいなんともいえないあの音がします。(参考:吉永小百合の映画)甲子園のサイレンよりかはチープな感じです(笑)。現在、1台は実戦に。もう一台のデットストック品を所有していますが外箱、当時のカタログなどと大切に保管しております。

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