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非常に貴重なオールドモデル"Fender Telecster 1963 #L17009"です。この63年製のテレキャスの主な特徴は、ヘッド部分のスパロゴ、クルーソンペグの文字は一列。64年になると、12フレットの間隔が狭くなり、クルーソンペグも2連にブランドが刻まれたものにジャックカップもクロームメッキから、ニッケルメッキのものに.....この頃のテレキャスはブロンドのみアッシュを使用していたみたいですが...どうやらこのギターはブロンド以外の色だった可能性が"大"です。(サンバースト、レイクプラシッドブルー、フェスタレッド、)どう見てもボディはアルダーのようです。アルダーはこのように塗装をはがしてしまうと、非常に状態を保つのが難しいのですが...このギターの場合かなり昔にはがされたみたいで、DNA鑑定でもしない限り元の色が判らない状態です。しかし、自分としてはサンバーストのみ3プライのピックガードを使用していたのに、わざわざ1プライのピックガードに変更していると推測すると、サンバーストだったに違いないと考えております。このボディを最初に見た印象は正直言って、40年ぐらい使われている懐かしい小学校の机って感じがしました(笑)。残念なのは、フロントのざぐり痕があるのと、PUがオリジナルではなくダンカンがついていることです。(ざぐり痕はショップにてとてもきれいに元通りにはしてあります...) 私はフロントとリアのMIXにて使用することが多いのですが、このギターの場合フロントのPUの出力が若干弱いため、うまくマッチングさせるためにもPU交換も検討しております。(05.5月ついに、オリジナルPU作成を神奈川県のとある人にオーダー。みごとなE60sのサウンドは耳を疑うほど......完全に生まれ変わりました!絶品です!)この時代の(63年まで)スパゲッティ・ロゴは消えている物も多く、文字がはっきり見える分だけまだ良いみたいです。ペグもあえて変えていませんが、もうかなりゆるゆるです(笑)どんなことがあっても、このギターだけは手放さないと言えるぐらい、現在お気に入りNo1です。

2011.3 売却。。。無念

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